モンテッソーリ教育とは

知的障害児の治療教育の成果から、一般の教育(特に幼児教育)に応用した教育法です。幼児の心身の内部的な発達要求に応じつつ、「準備された環境」の中で1人ひとりの子どもが独自の創造性と自発的に出てくる興味や関心に、自ら考え、挑戦することで得られる達成感を通じて、子どもたち一人ひとりの個性を伸ばしていきます。

モンテッソーリ教育は、20世紀初頭にイタリア初の女性医学博士であるマリア・モンテッソーリによって考案された教育法で、当初は彼女がローマの精神病院に勤務していたときの障がい児に向けた教育法でした。 その後、「障がいを持つ子どもの教育だけに限定されない」と考えたことから、保育施設で一般的に適用され、100年以上経過した今もなお、この教育法を実践する施設が多く存在しています。

モンテッソーリ教育には、発達段階に合わせた「日常生活」、「感覚」、「言語」、「算数」、「文化教育」の5つの分野があります。 こどもデイサービスあんぱんでは、身体運動の獲得を目的とした日常生活の練習や、脳の前頭葉が活動して「ものを観察する能力」や「ものを考える方法」を身につけるための感覚教育、文字カードなどの教具を活用し、「話す」「読む」「書く」の作業を通しての言語教育を行っています。

レスパイトケアとしてのご利用も可能です。お気軽にご相談ください。

レスパイトケアとは、乳幼児や障害児・者、高齢者の介護や世話を一時的に代行し、家族が休んだり、リフレッシュする機会をつくることを言います。